子供がスポーツや遊び中に「指を突き指した!」というのはよくある話。軽く見られがちですが、実は放置すると後遺症が残るケースもあることをご存じでしょうか?
特に、「マレットフィンガー」や「靭帯損傷」などの症例は、適切な処置をしないと指の変形や機能障害が残ることも…。今回は、突き指の正しい対応と、注意すべき症例について詳しく解説します。
🔷 突き指とは?
突き指は、ボールが指に強く当たったり、何かにぶつけたりすることで起こる指のケガです。
単なる打撲のように思われがちですが、実際には以下のようなさまざまな損傷が含まれています。
✅ 骨折(剥離骨折を含む)
✅ 腱の断裂(マレットフィンガーなど)
✅ 靭帯損傷
✅ 脱臼
適切な処置をせずに放置すると、指が曲がらなくなったり、関節が変形したりすることもあるため、慎重に対応する必要があります。

🔷 特に注意すべき症例
① マレットフィンガー(槌指変形)
🔹 特徴:指の第一関節(DIP関節)が伸びなくなり、指先がダランと垂れ下がる
🔹 原因:指を強くぶつけることで、腱が断裂する or 骨折する
🔹 注意点:放置すると、指が曲がったまま元に戻らなくなる
✅ マレットフィンガーは、突き指の中でも特に見逃されやすい症例のひとつ。
✅ 「痛みが少ないから大丈夫」と思って放置すると、手術が必要になることも!
📌 対処法
・すぐにアイシングし、絶対に無理に指を伸ばさない
・固定用のマレットスプリントを装着し、約6〜8週間固定する
・変形がひどい場合は、手術が必要になることも
② 靭帯損傷(指のぐらつきに注意)
🔹 特徴:突き指後に指がグラグラする、動かすと強い痛みがある
🔹 原因:強い衝撃で靭帯が伸びる or 切れる
🔹 注意点:放置すると、指が不安定になり、握力が低下する
📌 対処法
・腫れや内出血がある場合は、骨折や靭帯損傷の可能性があるため、整形外科を受診
・軽度ならテーピング固定で回復するが、靭帯断裂の場合は手術が必要
③ 剥離骨折(関節周囲の小さな骨折)
🔹 特徴:指を曲げると激しい痛みがある、腫れが引かない
🔹 原因:靭帯や腱に引っ張られて、骨の一部が剥がれるように骨折
🔹 注意点:レントゲンを撮らないと発見できないことが多い
📌 対処法
・固定と安静が基本。軽症ならギプス固定、重症なら手術が必要
・腫れや痛みが長引く場合は、必ず整形外科で診察を受ける
🔷 突き指の応急処置(RICE処置)

突き指をしたら、まずは適切な応急処置を行いましょう。
✅ ① Rest(安静):無理に動かさず、負担をかけない
✅ ② Ice(冷却):15〜20分間、氷で冷やす
✅ ③ Compression(圧迫):軽く包帯やテーピングで圧迫
✅ ④ Elevation(挙上):心臓より高い位置に上げて腫れを防ぐ
❌ 絶対にやってはいけないこと
🚫 無理に引っ張る(関節が悪化する可能性)
🚫 温める(腫れが悪化する)
🚫 自己判断で放置する(骨折や靭帯損傷の可能性あり)
🔷 こんな場合は必ず病院へ!
💡 以下の症状がある場合は、整形外科を受診するのがベスト!
✅ 指が変形している
✅ 強い痛みや腫れがある
✅ 指がぐらつく、または動かしにくい
✅ 痛みが2〜3日以上続く
📌 突き指は軽視されがちですが、早期に適切な処置をすれば後遺症なく回復することが可能です!
🔷 まとめ:突き指は甘く見ず、適切な対応を!
✅ 突き指には「マレットフィンガー」「靭帯損傷」「剥離骨折」など注意すべき症例がある
✅ 放置すると指の機能障害や変形につながる可能性も!
✅ 応急処置(RICE)をしっかり行い、必要なら整形外科へ
特に、スポーツをする子供は突き指を繰り返しやすいので、適切な処置を覚えておくことが大切です! 「ただの突き指」と思わずに、しっかり対応しましょう!
子供がスポーツをしている親御さんや、指をよく使う方にも役立つ情報なので、ぜひシェアしてください! ✨